とても残念なことだけど、この記事で取り上げた建物のうち
今も残るのはアユミギャラリー1件だけになってしまった。
トンボロは数年前に、赤い屋根の建物と夏目写真館は
昨年次々と解体。
とても残念。とても寂しい。
どこか長閑な雰囲気だった神楽坂駅周辺も
最近ではビルの建築ラッシュ。
できるだけたくさんの「今」の神楽坂を残していきたいと思った。
2006/03/19
夏目写真館
木の柱が印象的な他の建物とは趣が違うが、夏目写真館も洋風のおしゃれな建物だ。
エンブレムや屋根の形がシンプルだけど洋館の風情が漂っている。
2006/03/16
坂上の赤白の家
次に現れるのはフランス地方都市のような木の柱と白壁がかわいい建物。
お店はじゃすみんという謎の洋服店。
壁や木のペンキがはげていてぼろっちくなってしまっているが、是非「立替」ではなく「塗替」てほしい。
アユミギャラリー
パウワウ
神楽坂下のパウワウは高原の喫茶店風。
何といっても一番有名なのはこの建物だろう。
三角屋根に白い壁。のこぎりの看板。全てがいい味出している。
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公開当初の記事
- 2005/11/10
神楽坂の"昭和の商店街"の雰囲気を作っている物の一つが所々に残る洋館の存在だと思う。
まずはアユミギャラリー。
和洋折衷な感じの洋館は現在ギャラリーとして利用されている。
庭にあるシンボルツリーと木製ベンチとあわせてとてもよい雰囲気。
探せば裏通りにもあるのかもしれない古い洋館。
そのまま使うことは難しいかもしれないけれど、こういう街の雰囲気を作っている建物は是非大事に活かしてほしいと思う。
"山の手銀座"と呼ばれた昭和のとびきりおしゃれな商店街。
姿かたちだけでなく時間によって作り出された雰囲気みたいなものが染み付いているのだと思う。