プチ・フランスと呼ばれながら小京都にも例えられる神楽坂のお散歩情報。

[閉店]料亭 高藤

  • 公開日:2006年4月14日
  • 最終訪問日:2006年3月10日

2006/03/10:料亭 高藤:外観:1897

解体の様子はドラマに使われていました。
天ぷらの天考、寿司の寿司幸と高級だがおいしいお店が集まる路地で、「料亭の定食」と言う張り紙を見つけた。

引き手がガムテープで補修されている上に異常にすべりの悪い戸を引いて入店。
この時点で引き返すべきだった。

店内は田舎の温泉の待合所のような雰囲気。
店の方の話によるとよくドラマの撮影に使われるらしく、棚の上には20枚近くの色紙が並ぶ。
わざわざこんな店で撮影を?と思ったが、そういえば私が入った入り口の右にもう一つ格子戸があった。
もしかしたらそちらが料亭の入り口で、私が入ったのは従業員や芸妓さんが待機するための入り口なのかもしれない。(あくまでも推測)

店に入ると”煮魚しかありませんが?”と言われたのでそれを注文。
出てきた煮魚定食はいつから煮込んでいたのか真っ黒になった白身の煮魚。料亭の味ではなく料亭のまかないなのだと思う。
米はおそらくタッパに入っていたのだろう。丸い茶碗に四角く盛り付けられている。

大粒で良い米だったけど、タッパの型が付いていてはだいなし。
大根の茎の味噌汁はちゃんとだしをとってありそうだが、大きな煮干とイカの塩辛はどう考えても酒のつまみ。
デザートのイチゴは赤くておいしかったが、グラニュー糖がかけてあり意味不明。

価格は1300円。

おいしくない。雰囲気も悪い。
だけど、しとしとと中途半端な雨が降る日、細い石畳の路地で異空間に迷い込んでしまったような不思議な気分を味わえたのでかなり面白かった??。
興味のある方はぜひ。自己責任で。

その他

2006/03/10:料亭 高藤::1897

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基本情報

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住所東京都 新宿区 神楽坂 3丁目1