フレンチひしめく神楽坂の中でも1-2を争う高級店がこちら。
この日は3780円のランチコースを注文。
前菜は赤ピーマンのムースと真ハタのタルタル、ピストゥーソース。
赤ピーマンの香りがふわっと広がり、適度な塩気。たまらず白ワインをグラスで注文する。
シャブリのすっきりとした白ワインとあわせるとさらにまろやかに感じられる。
真ハタのタルタルはとんぶりのプチプチした食感も楽しい。
魚料理は真鯛のポワレのオマールソース。
オマールえびのソースのすばらしい風味ももちろんだが、糸人参をフリットにした物の甘味や炒めたねぎの甘味等が複雑に合わさりすばらしい。
パンは姉妹店ブルトンのミニブレッド。このパン屋はとてもお気に入りなので、近いうちに記事にします。
口直しにはりんごとシャンパンのソルベ。こちらもさわやか。
そしてメイン。
ラ・トゥール・ダルジャンで修行をしたシェフと言えば、これしかないと言うことでカモのローストを選択。
肉も脂も苦手な私。実は本当においしい肉だけは食べられるのです。
カモの風味、きのこ(たしかモリーユ?)の風味、ソースの濃厚な香り。全てが合わさりすばらしい。
赤ワインがほしい。しかしこの日は午後から用事があったため2杯はムリと断念。
デザートは甘みのほとんどないチーズムースとほのかな甘さのバニラムースにこちらもほとんど自然なイチゴの甘味だけのイチゴソース。
シャンパン&デザートなんていう大人の組み合わせも会いそうだ。
パリパリのチュイルが刺さっているので、これをパリパリと崩してソースのように混ぜるとちょうど良い甘さ。そしてそのパリパリ感が良いアクセントになっている。
最後の紅茶までしっかりと満足のランチ。
ワインを合わせて5000円ちょっとのフルコース。
少食なのでフルコースでは後半食べきれないかもしれないという不安もあったが、おいしいものは別バラらしい。
同じ価格帯だとラリアンスがあるが、向こうは演出にも金がかかっている分料理は普通だし、青山にあるような店っぽくて個人的には苦手。
路地の2階建ての小さな家にある正統派フレンチで、過剰な演出無しに正統派のサービスと料理がいただけるレストラン。
普段は素朴なビストロ料理がいいが、特別な日には是非こちらの店に来たいと思う。
次はディナーに行ってみたい。
次の予定を気にせずに、料理にあわせてワインも選び、時間をかけてじっくりと。
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基本情報
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住所 | 東京都 新宿区 神楽坂 6丁目8 大〆ビル 2F |
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電話番号 | 03-3267-2120 |
ホームページ | http://www.tourelle.jp/ |
食べログ | La Tourelle:ラ・トゥーエル |